TAOC FC3000
TAOCのFC3000。購入したのは2003年か2004年くらい
オーディオ趣味を休止していてここ5~6年くらい鳴らしていなかったのにに壊れることもなくいまもいい音で鳴っています
このスピーカー。発売当初は音が死んでるだのいいユニットが台無しだのなんかすごい悪口が書かれていて、あまりいい印象はありませんでした
ところが多分2003年のこと。東京国際フォーラムで開催されるインターナショナルオーディオショウと同時期に有楽町交通会館で開催されていたハイエンドショウトウキョウでエアータイトのアンプで鳴っているFC3000を聴く機会がありました
もう昔の話しなので具体的なことは覚えていないのですが、その時なっていた音がすごくよくてこのスピーカーの購入に至りました
FC3000ってどんな音なの?
果たしてFC3000とはどんな音なのか
もうずっとこのスピーカーしか使っていないので客観的な評価は困難ですが、特徴と呼べそうなことを書いてみたいと思います
ボーカルやバイオリン独奏の音像が両スピーカーの中央で濃厚に浮かび上がる。そういう鳴り方ではありません
音場がスピーカーの上下左右前後に綺麗に広がっていく鳴り方かというとそれほどでもない
それなら音のエネルギーがまっすぐ飛んでくるのかというとそれも違う
一体じゃあ何なのか。まず両スピーカー間にはしっかりとした芯のある熱いエネルギーがある。そのエネルギーはリスニングポイントに向かってはこないけど、熱さは感じることができるので醒めた感じにはならない
そしてその中心のエネルギーからじわじわとしみわたるように音場が形成されるので、ややこじんまりとはしているけど中抜けした鳴り方にはならないい
こんな感じでしょうか。なんかよくわからないポエムになってしまいました。どんな音かはわからなくても長いこと使ってきたスピーカーへの愛着が伝われば嬉しいです
なんつって今年中にスピーカー買い換えたら、その時は笑ってやってください